【開催報告】ニチメンケンフォーラム2020を行いました

2020/12/02

実践健康経営指導士養成講座の修了生たちに向けて、日本免疫研究会として、何かしらのアフターケアをしていきたい──長年持ち続けていたこの想いが、ついに形となりました。それが、2020年11月28日(土)に行われた『ニチメンケンフォーラム2020』です。
 


このイベントは、日本免疫研究会が行っている『実践健康経営指導士養成講座』の修了生たちが一堂に会する“年1回の大会”的な位置付けとして、発案されました。修了生のスキルアップに繋がる情報を発信するのはもちろんの事、修了生同士の情報交換や交流の場として活用されたり、また日本免疫研究会が今後の取り組みについても発信したりする事で、修了生と講師陣・修了生と修了生・修了生と日本免疫研究会の“繋がり”を強化出来る場となる事が目的です。
とは言え、世間はコロナ禍真っ只中。全国に点在している修了生を、一ヶ所に集めるという事自体憚られる状況であったため、記念すべき第1回目の大会は、ZOOMを使用したオンライン形式で行われました。

最初のプログラムは、金城実先生と白井常雄理事長による対談。『VUCAの時代を乗り切る予防医療と免疫療法の取り入れ方』と題されたこの企画は、コロナ騒動に振り回された2020年にドンピシャの内容です。金城先生は腸内菌や粘膜の話に擬えて、白井理事長は宇宙との調和の話に擬えて「このコロナ禍をどう捉え、どう生きていくのか?」を語り合いました。
 


修了生のスキルアップに繋がる企画として、町田明生晴講師によるセミナー『クライアントに寄り添うコミュニケーション』も開催されました。実践健康経営指導士としてクライアントと向き合う上で大切な事は、ラポール(=信頼関係)の形成です。それをするために必要なスキルについては、養成講座の中でも触れられていますが、修了して講座から離れると、どうしても忘れてしまう部分もあります。そこを復習するためにも、そして現場経験を通して得た学びと結び付く事で新たな“気付き”を得られるためにも、こうしたフォローアップセミナーが行われました。

そして最後は、日本免疫研究会からのお知らせです。今回のフォーラムのように、今後もオンライン形式etc.何かしらの形で有益な情報を共有するための場を設けていく事や、2021年の事業計画について、担当者からお話がありました。講座を受けたら終わり…ではなく、講座修了後が本当のスタートです。世界中がコロナに揺れる今だからこそ、実践健康経営指導士の豊富な知識や経験が求められます。日本免疫研究会としても、こうした修了生たちの活躍の場を広げるサポートを継続的に行っていく事で、社会が求めるスキルや知識を持つ人材を、これからも輩出していきたいと思います。

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